研究概要
本研究は、外国語教育研究と授業実践を架橋することを目指し、従来の学術論文報告形式の代替形式の適用可能性について論じる理論研究である。外国語教育研究では、多くの実証的知見が蓄積されてきた一方、それらが教室実践に十分に還元されているとは言い難い。本研究は、この課題を、研究内容そのものではなく、研究成果をいかなる形式で提示・共有するかという学術論文報告形式の課題として着目する。具体的には、従来のIMRAD形式が有する意義と限界点を整理した上で、「実践共同体の理念を応用した実践に基づく応用言語学研究」の枠組みを踏まえ、理論と実践の往復を促進する代替的報告形式の適用可能性について、国内外の先行研究の整理を通じて検討する。これにより、研究知見を実践者にとってよりアクセス可能かつ適用可能な形で提示するための理論的基盤を提示する。
業績